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傷だらけの天使のSYUのレビュー・感想・評価

傷だらけの天使(1997年製作の映画)
3.0
2021/01/28
監督 阪本順治
豊川悦司
真木蔵人
原田知世

【バカ、おまえ、バカ!】

冴えない探偵で何でも屋の主人公とその舎弟でもある相棒が、ヤクザの子供を母親の元へ届ける依頼を受け、子供とともに東北へ向かううちにトラブルに巻き込まれていく様を描くロードムービー。

豊川悦司でもう一本。

当時、妻の親戚が劇団を主宰しており本作にも出演したことから、妻と二人で見に行った、実は自分は原田知世目当てでしたが。

TVドラマ版は子供の時に再放送されていたが、ほぼ記憶になく、あのあまりにも有名なオープニングシーンを知っているくらいの知識でした。

主演コンビの軽妙な掛け合い、加えて子役の上手さ、カッコよさとカッコ悪さの絶妙な塩梅、味わいのあるハードボイルドコメディでした。

親戚の登場シーンは短かったが、意外にセリフもあり帰り道で二人で笑い合ったのも良い思い出、知り合いが画面に出てるっていうのは不思議な気分でした、そして当時アラサーだった原田知世が、やはり美しかった。

ラストの展開に驚き、できればそのあとを知りたくなった一本、懐かしい記憶です。

鑑賞日1997年 劇場にて
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