A7

恋妻家宮本のA7のレビュー・感想・評価

恋妻家宮本(2017年製作の映画)
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正しさは大事だけど、それよりも優しさが大事っていうのは、たしかに家族として長く一緒に生きていくためにめちゃくちゃ必要。。どうしても自分の思う正しさを押し付けてしまいがちで、むつかしいことではあるんやけども。。。

生徒のドンくんが、自分を全然好きじゃないって言ったところ、めちゃくちゃ刺さった。
なんとなくまわりに嫌われないように自分を偽って偽ってしていくうちに、どんどん自分のことが嫌いになっていく。。。
それを吐露したあとに、またぱっとお調子者の仮面をかぶってしまう様が切なかった。
繊細な思春期。。。

自分なりになにができるか一生懸命考えて行動すればきっとその想いは相手に伝わる。

役者さん、みな味わい深くてよかった。阿部寛はもちろんのこと、天海祐希も美しい。でもなんか、ふつうにいそうな主婦っぽさがあった。
菅野美穂、佐藤二朗夫婦もすき…(笑)

いろんな家族のあり方があるし、生き方がある。ファミレスにはいろんな人がやってくるってことかな。

全然料理できないけど、だれかに料理作ってあげたくなりました。
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