トルコの中でも田舎の、村の中でも特に古い考えを持った家の話だった。
強制されればされるほど、反発が強くなるのがわからない大人たち。
異性との接触を避けるために5人とも学校すら通わせてもらえないし、家からも出られないし、気に入らないと暴力振るわれるし、児童虐待以外の何ものでもない。
その中でも強く生き抜くラーレは美しかった。
いろんなことを悟って学んで活かしていく。
末っ子の逞しさは希望の光そのものだった。
祖母や叔父のような古い価値観を押し付けることなく、ヤシンやラーレのような若い人達によって自由な世界が拡がっていって欲しい。