エリザベス女王がまだ王女だった頃。
生まれて初めてのお忍びでバッキンガム宮殿を後にした王女の、一夜の物語。
リアル・ローマの休日と聞いていたけれど、本当に期待を裏切らない内容でした！
庶民からすると、王族って羨ましいな〜と思うけど、
王女からすれば1人で外出もできない、紅茶も自分で淹れられない…普通の女性として生活してみたいという王女の気持ちが痛い程伝わってくる。
それでも、この一夜を通し自分の目で、耳で、そして五感全てで民衆の声を受け止め、決意したのでしょう。
今日のエリザベス女王の統治にはこの経験がきっと活きているのでは？
ラストの2人の選択は非常に清々しいです。
