このレビューはネタバレを含みます
夫として問題ありな奴しかいない映画。
中盤の熱帯魚販売店までは、ギャグもバディ要素も本当に面白い。
そこからシリアスになると、まぁ普通に面白いに落ち着いちゃった。
シリアスパートもサスペンス的には良かったんだけど、一刻を争う事態なのにノ刑事がデマンの推理を信じず追ってもしゃーないイ・ユノの元に向かったのがガッカリだったので。
デマンは情けない性格なのに、推理もそこに至るまでの説明も理路整然としていて面白いキャラクター。
嫌なメガネの上官と、犯人のDV男似てない?
同一人物だと思ってて混乱してたw
以下は本筋関係ない愚痴だけど
正直、共働きである程度の家事を要求するのは恐妻ではなく普通では?
主人公たちはそれでも家庭のため頑張ってるから恐妻家ギャグも笑えたけど、犯人たちは擁護できないかなりのクズで主人公たちとは全くの別物なのに最後の「妻を殺すのはろくでなしだ。覚えとけよ(うろ覚え)」「先輩も」みたいなやり取りはちょっと引いちゃった。
そういう茶化し方はちょっと嫌だなぁ。
他にも、犯人の先輩を説得する要素も後悔するポイントも良い後輩(男)を陥れた罪悪感って……妻とは……とモヤ。
恐妻家ギャグするなら何やかんや家族を愛してるんだ!みたいな家族愛要素もちょっと入れてくれればいいのに男同士の話で全部解決するから妻とは……ってなっちゃう。
大筋のストーリーはかなり好きだったのに、やっぱりモヤモヤが残って評価下げました。
細かいけど……。