音楽とか演出とかがシャレオツ。学生の青春日記を見ている感じがする。
ゲイの友達に恋をし、恋人になりたいと願う女の子が出てくる映画はよく見るけど、私は若干感情移入できない人間なんだよな。私だったら最終的には諦めると思うので…。その人の感覚は簡単には変わらないと思うし、もし苦しめてしまうだけになるなら相手の幸せを願って身を引く。だけどやっぱり最後に進むにつれ、ナオミの「どうすればいいか分からない」という感情にはすごい共感して自分の事のように考えてしまった…。イーライみたいな自分のことをすごく理解してくれて、気遣ってくれて冗談も通じる人、簡単には諦められないよな…結婚したいと思うよな...。諦めるっていう最終ゴールに行くまでが難しいし苦しいんよね…。ナオミが自分なりに考えて、自分を見つめ直して、変わっていく過程はすごく勇気が湧いたし人生の大切なことに気付かされた。最後グッと来ました。
