メタ壱

雀鬼 裏麻雀勝負!20年間無敗の男のメタ壱のレビュー・感想・評価

3.4
20年間無敗の実在の雀士・桜井章一の半生を描いた作品『雀鬼』シリーズの第一弾!
麻雀狂いだった父親の元で育ち麻雀を憎んでいた章一はひょんな事から麻雀に触れその才能を開花させる。
その才能は瞬く間に裏世界へと広がり、章一は“代打ち”として裏麻雀界のトップへの道を歩き始める…というお話し。

『哲也』とか『アカギ』とか、この昭和臭い空気感が最高な訳ですが、本作もそんな裏社会と人情を描いた大人な麻雀ドラマでした!

もちろん裏の世界なんかで生きたいとは全く思わないのですが、どこかそういう世界や生き方に憧れてしまうという気持ちもあって、それは麻雀を憎みながらも魅了されてしまった章一の気持と同じようなものなのかもし無法地帯を自分一人の力だけで生き抜いてゆく無頼ってやっぱり憧れてしまいます。ません。

無法地帯を自分一人の力だけで生き抜いてゆく無頼ってやっぱり憧れてしまいます。

それは人生の縮図のような競技である麻雀だからこそ感じる魅力なのかも。

大勝負の後の静かな朝にラーメンをすするのって最高にシブくてカッコよくて、エモい!!
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