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くまのプーさん 完全保存版のrensaurusのレビュー・感想・評価

4.5
まともなお友だちが1人もいないカオス空間が広がるという、『癒し』と『狂気』の狭間に位置する作品。

子供とぬいぐるみが遊んでいる様子を本にし、その本をナレーターが読んでいるという設定もさることながら、ほんわかしたキャラが第四の壁を破るようなメタ発言をすることや、ナレーターとやりとりをすることが面白いし、当時としても新しかったのではないかと思う。

楽曲も粒揃いで、全曲聴き覚えのあるキャッチーさがある。

成長は愚か時間の経過すら感じられない、『永遠の夢の中』のような作品。
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