ぜにげば

くまのプーさん 完全保存版のぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ああこれだ、俺の思い出。
長い休みの時、おばあちゃんちで夜更かしする時にいつも見てた。
問答無用で5.0だ。

今見て思うのは変な世界観だなぁということ。
トイ・ストーリー的な捉え方もできるのかな。部屋にあるぬいぐるみ?
メタ的な演出は何れにしろ面白いね。
ずっとそこにいると思えるし、虚構だなって寂しくなりもする感じ。
調べたら、そもそも原作が父が息子“クリストファーロビン”に向けて作った作品で、それを映画化した感じらしい。
やっぱり。

字幕と吹き替え切り替えて見てたけど、かなり解釈一致してるなと思った。
字幕で強く思ったのは、プーっておっさん的な可愛さがあるなと。
ビールっぱらだし、吹き替えもよりいっそう声がおっさん。
吹き替えの方が子供にとっては親しまれそうだし、日本の声優さんの凄さがこの時点で発揮されてる。
ティガーとか今ワンピースのカイドウだし。
ゴーファーが穴に落ちる時の声は吹き替えでも元の声が使われてるから、声の切り替わりの落差が面白かった。
天丼もおもろい。ベタで面白いのが一番。
特にクリストファーロビンの吹き替えめちゃいい。
「プーのおばかさん」の言い方たまらんわ。

ラビットの不憫な感じとか、ティガーとかキャラクターの話が噛み合わないうざったさとか、今みると笑えるけど、子供の頃は不憫って概念もウザイって概念も知らなかったから、わなわなしてストレスも感じてたな。
こういう部分は意外と子供向けじゃない気もする。
大人と子供両方が面白いと思えて、アニメーションのクオリティが神がかってるディズニーとジブリはやっぱ凄い。

今言った通り、やっぱ動きが面白い。これが全てかな、ディズニーの作品は。
全部の動きが愛おしいわ。

何回もみたい作品だ。
ぜにげば

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