ツクヨミ

ミッション:インポッシブル/フォールアウトのツクヨミのレビュー・感想・評価

2.9
シリーズ初監督続投による整合性とイルサENDな至福へ。
クリストファー・マッカリー監督作品。"ローグネイション"から地続きでミッションインポッシブルシリーズでも初監督続投な稀有さ、シリーズものとしてやはり監督が継続して次回作を作るのはシンプルにいいと感じた。
まずオープニング、突飛なプルトニウム取引からフェイク暴きな展開までしっかりミッションインポッシブルしてる。そしてプルトニウムを巡ったさらなる取引へ至る展開が流れるようで気持ちいい、わりかしまあシンプルでいつものミッションインポッシブル。
ストーリーとしてはやはり裏切りと裏切られによるいつものスパイもの展開、そこに今回は謎な近接戦闘多めなのが楽しい前半、チームものとしてクロスカッティングのハラハラ感で引っ張るラストまでけっこう楽しく見られた。
あとなんといっても前作"ローグネイション"から続投のレベッカファーガソン演じるイルサのファムファタールキャラが好きすぎる、イーサンやチームを翻弄しながらラストにかけてIMFチーム入りしサイモンペッグとわちゃわちゃ頑張る仕様は微笑ましい。またイーサンの奥さんとやんわりとケリをつけるというか、イーサンの精神的な問題にイルサの存在で応えていく素晴らしいラストよ。やっぱりそこは"3"で監督したJJエイブラムスが製作に携わっている良い点かも。結局クリストファー・マッカリーのミッションインポッシブルは魅力的なイルサに引っ張られてて好きだなー。
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