初めて同じ監督が続投。トム・クルーズ的に何か手応え掴んだ…って事なのだろうか。
結果、見せられたのは
「トム・クルーズとアクション映画の、最高峰の挑戦」
…とでも言いましょうか…。
ヘイロージャンプ、バイクチェイス、カーチェイス、屋上飛び移り、ヘリ操縦、崖登り…正直「ストーリー上の必然性」という意味ではかなり無理やりな感じがあるけど、「今のトム・クルーズが、直接体を張って」見せてくれる事で、そこらのアクション映画では到底味わえない興奮・感動が。
よく引き合いに出されるバスター・キートンやジャッキー・チェンは自分もそう思うし、あるいはレコードホルダーのトップアスリートを生で観戦しているかのよう。
もはやイーサンに対してもトムに対しても『最強じゃんこの人…』と、観てる間ずっと思わせられるが、相対的に悪役が弱く感じる、という弊害も…。
『おっ！ スーパーマン参戦か！』とワクワクしたヘンリー・カヴィルは、早い段階で“イーサンよりは格下”に描かれちゃったし、前作で何度も主人公たちを苦しめたレーンは、今回は拘束解かれてから１チャンスしか貰えなかったし…。
個人的には、トムとガチでタメを張れるヴィランが次あたりは見たいけれど、やっぱ難しいのかなー…。
