鍋レモン

ミッション:インポッシブル/フォールアウトの鍋レモンのレビュー・感想・評価

3.7
⚪概要とあらすじ
トム・クルーズ主演の人気スパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズ第6作。

盗まれた3つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たちだったが、回収目前で何者かによりプルトニウムを奪われてしまう。事件の裏には、秘密組織「シンジケート」の残党が結成した「アポストル」が関与しており、手がかりはジョン・ラークという名の男だった。ラークが接触するという謎めいた女、ホワイト・ウィドウに近づく作戦を立てるイーサンとIMFだったが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役として敏腕エージェントのウォーカーを送り込んでくる。イーサンは疑惑の目を向けるウォーカーを同行しながら、ミッションを遂行するのだが……。

⚪キャッチコピーとセリフ
“究極の不可能へ”

「なんでクルクル回ってるんだ?」

⚪感想
ミッションインポッシブル6作目。

物語の重要な役割のヘンリー・カヴィルと前半にそこそこ登場したヴァネッサ・カービーの吹き替えが芸能人なのが残念。
そもそも『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイの吹き替えで伝説級レベルで下手くそな吹き替えを披露したDAIGOを何故使うのかが理解不能。ヘンリー・カヴィルの吹き替えは星野貴紀さんが良い。
ヴァネッサ・カービーの吹き替えを担当した広瀬アリスさんは凄い下手とまでは行かないけど吹き替えに向かない単調なイントネーションが気になる。

敵や味方、ストーリー共に前作とかなり繋がりがあるので見直しておけばより楽しめたかも。
ブラントはどこいったんだっけ?

2転3転要素が多めで楽しめるが、シーンが急に話が飛ぶというか計画立てたシーンの次に直ぐに実行シーン、解決みたいに淡々としていて切り抜きを観ている感じ。

毎シリーズ多種多様なスタントに挑んでいるトム・クルーズが今作でもめちゃくちゃ頑張っている。ヘリコプターは自ら操縦しているそうだし、ビルからビルへジャンプするシーンは骨を折ったと当時話題になっていた気がする。骨を折ったシーンよく見るとその後一瞬引きずって走り出してた。バイクアクションも良かった。

ジュリアとイルサがよく見ると違うけど似ている気がして冒頭混乱した。
イーサンとジュリアとの関係性やそれぞれの想いが今回しっかり語られていて良かった。ちょい切ない。

地上波だからかイーサンとウォーカーがなんかめちゃくちゃ強い人とトイレでぶん殴りあっているシーンがなかった。悲しい。

絶対死ぬだろみたいなところで全然死なないイーサン・ハントの安定感。ヘリコプターのシーンが好き。

ベンジーがいるからもっと笑い要素期待してた。後半の縄で縛られちゃうとこ好き。可愛い。



⚪以下ネタバレ



⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
前作の敵であるソロモン・レーンが逮捕された2年後、ソロモン・レーンが率いていた組織シンジケートの⽣き残り勢⼒はアポストル(神の使徒)と呼ばれるグループを結成して活動を続ける。IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のエージェントのイーサン・ハント(英語版)とベンジー・ダン、ルーサー・スティッケル(英語版)は、盗まれた3つのプルトニウムをアポストルの手に落ちることを阻止するためギャングから購入しようとするが、突如現れた何者かにルーサーの命が危険にさらされ、彼を救う間にプルトニウムは奪われてしまう。

IMFチームはプルトニウムを取り戻すため、ジョン・ラークと言う謎の人物のために核兵器を設計した科学者のデルブルック博士を捕え、彼を罠に嵌めることでジョン・ラークとの連絡に使用した携帯電話を入手する。

イーサンは、ホワイト・ウィドウと呼ばれる武器仲買人がジョン・ラークにプルトニウムを売るという情報を仕入れたことで、二人が接触するパリのナイトクラブに潜入しようとする。だが、CIA長官のエリカ・スローンは、イーサンの動きを不服としてIMF長官であるアラン・ハンリーの反対を押し切り、敏腕エージェントのオーガスト・ウォーカーを同⾏させることを決定する。ナイトクラブに潜入したイーサンとウォーカーは、ラークとおぼしき人物に変装してなりすまそうとトイレで格闘するが、そこへ、前作でイーサンと知り合ったMI6のイルサ・ファウストがIMFと別の目的から突如現れ、彼を殺して顔を損傷させてしまう。変装ができなくなったイーサンは機転を利かせ、素顔のままラークの偽装をしてホワイト・ウィドウに接触し、彼女のアジトに入ることとなった。

ホワイト・ウィドウはソロモン・レーンの身柄とプルトニウムの交換を望み、前払いとして3つあるプルトニウムの1つをラーク(イーサン)に渡すかわり、取り調べのためパリで護送されるレーン奪取の手助けを求め、ラーク(イーサン)は承諾。ウォーカー、イーサン、ベンジー、ルーサーは、レーン奪取のため護送する警官たちの殺人をいとわないホワイト・ウィドウの兄ゾラや手下たちを出し抜き、死者をださずに護送中のレーンを奪取する。その後、再び現れたイルサがレーンを狙撃するが、イーサンに妨げられる。ホワイト・ウィドウはレーンに加えてイルサをロンドンに運ぶようラーク(イーサン)に求める。

IMFチームとウォーカーはロンドンの隠れ家にレーンを連行しアランに会うが、アランはCIAが提供した証拠からラークの正体はイーサン自身だと追求し、そこで作戦の中止とイーサンの拘束を命じる。だがこれは芝居であり、本当のラークの正体はウォーカーで、レーン救出のためイーサンを嵌める工作を行っていたことが暴露される。連絡を受けたスローンは安全を期して要員を送り込むが、その中に紛れ込んだアポストルが襲撃を開始。ウォーカーはアランを刺殺して逃亡しイーサンが彼を追跡するが、ウォーカーは隠れて暮らすイーサンの元妻のジュリアを殺すと脅し、レーンとともにヘリコプターで飛び立つ。

IMFチームは、レーンの体内に密かに埋め込んだ発信器により、カシミールのシアチェン氷河に行く。そこは中国、パキスタン、インドの水源であるほか、アポストルのまいた天然痘ウイルスに対処する現地の医療キャンプがあり、レーンとウォーカーの企みでジュリアと現夫のエリックがそのキャンプに参加していた。レーンはプルトニウムを用いた連動する2個の核兵器によって氷河を爆破し、世界人口の3分の1といわれる水源を汚染して世界に混沌をもたらそうとする。レーンは核兵器のタイマーを15分にセットし、起爆装置をウォーカーに渡して自分は残る。ウォーカーはカウントダウンをスタートさせたのち起爆装置を持ってヘリで脱出し、起爆装置なしではカウントダウンを解除できないためイーサンは後を追う。ルーサーとジュリアは見つけた核兵器の解除を準備する、ベンジーとイルサはレーンを捕え、もう1つの核兵器を見つけて解除を準備する。ヘリコプターの空中戦ののち、イーサンはウォーカーを殺す。イーサンは起爆装置を用いて2つの核兵器を無事に解除する。ジュリアはイーサンを介抱する。

スローンはCIAの協力者であるホワイト・ウィドウを通じてレーンをMI6に返す。イルサはMI6から解放されることとなった。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
鍋レモン

鍋レモン