トム=クルーズに不可能なし。というより、「危険で不可能なアクション」にますます取り憑かれている。
危ないほうへ突き進むその姿は「インポッシブル」というより「インセイン」。つまり、どうかしているということだ。
しかし、ここまで体当たりアクションてんこ盛りだと、作を重ねるごとに期待に答えるのに厳しくなっていくのだろうが、それさえも楽しんでいる。
とにかくアクション、とにかく爆発、とにかく危機一髪。
トム=クルーズだから絶対に大丈夫だとわかっていても、ハラハラする。
同じ料金で、この満足感はたいしたものだ。
今回は骨折したし、ジャッキー=チェンの大ケガ方向に一直線のような気もするが止められないだろう。
アンストップパブル。