真っ黒こげ太郎

ミッション:インポッシブル/フォールアウトの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

5.0
※一度レビューした作品ですが、再鑑賞に伴い色々とハイテンションになりながら(おいおい)再投稿してます。
いいね!とコメントしてくれた人は申し訳ありません。

こんばんは、真っ黒こげ太郎君。
再鑑賞最後の作品「フォールアウト」。
君が5年前にレビューした作品だが、君がレビューを投稿した後でもまた見たい気持ちは収まらなかった。
「ミッション:インポッシブル」シリーズの新作は現在も公開され、更には続編の制作も予定されている。
そこで、今回君に与えられた任務は、「ミッション:インポッシブル フォールアウト」をレビューして、シリーズの追いかけを何としても終えて劇場に向かう事だ。
君、もしくは君のフォロワーが劇場公開に乗り遅れても、当局は一切関知しない。幸運を祈る。
このメッセージは5秒後に自動的に消滅する。




前回の事件から2年後。
シンジケートの残党はアポストル(神の使徒)と呼ばれるグループを結成してテロ活動を続けていた。
IMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のエージェント、イーサン・ハントとその仲間達は、アポストルの手に落ちる前に3つのプルトニウムを手に入れるミッションを受ける。
しかし、回収直前で何者かにプルトニウムを奪われてしまう。

今回の事件の首謀者の名が”ジョン・ラーク”である事と、女武器商人ホワイト・ウィドウとプルトニウムを取引することを知ったイーサン達。
CIAのお邪魔な部下のウォーカーが一緒に付いていくことになりながらも、取引現場のナイトクラブに潜入する。

ラークと思しき男がMI6の女エージェント、イルサの横槍で死んじゃったりする(!?)トラブルがあったが、イーサンが素顔でラークとしてホワイト・ウィドウと接触。
ホワイト・ウィドウとその仲間達は前作で捕まえたシンジケートのボス、ソロモン・レーンの身柄と引き換えにプルトニウムを交換するとの事。

イーサンはホワイト・ウィドウを出し抜き安全にソロモンを確保しようとする。
だが、イルサはイーサンに疑問を抱き…。




秘密諜報組織に所属するスパイが不可能な任務に挑む、スパイ・アクション。
トム・クルーズ氏の代表作、第六弾!!!
監督、脚本は前作のクリストファー・マッカリー氏が続投。

ようやくシリーズ最新作に追いつけそうで一安心。
因みに今作は公開当時、劇場で見ました。


今作では「トム・クルーズさんが全部アクションを自分でやる!!!」というのがウリの一つとなっており、頭から尻尾まで殆どアクションしっ放し!
凄まじすぎるアクションの連続に息もつかせぬ展開の連続で最初から最後まで釘付け状態。

「トムさんがやりたいアクションをやった後でお話を考えた!!!」という事で話は話は少々雑な気がしますが、「こんだけアクション凄いなら細けぇ事はええやん」と思える位アクションは凄まじいし、テンポも良く勢いで誤魔化せているので(爆)無問題!!!!オールOKです。wwwww


前半からトムさんの体の張りっぷりはフルスロットルで、成層圏ギリギリのとんでもない高さからでマジでヘイロージャンプ!!!
その後もトイレでのやたら強い影武者との格闘バトルや、トラック&バイクで無茶苦茶しまくるチェイスアクション、ビルからビルへと飛び移る全力疾走+大ジャンプ、クライマックスのヘリコプターからのぶら下がり&落下(!?)&マジモンヘリチェイス、「M:I-2」貼りに股間が縮み上がる崖捕まり等、マジヤバで危険なデスウイッシュ・スタント・アクションの連続。

どれもトムさんが実際に体を張って演じており、車で跳ね飛ばされる場面はマジで跳ね飛ばされ、ビルからビルへ飛び移るアクションもマジで飛び移り、ヘリコプターの荷物にぶら下がる場面もガチでぶら下がり、ヘリチェイスの場面では免許を取って本当に操縦して危険なヘリスタントを自力で行っている。
序盤のヘイロージャンプに至っては、テストや練習、撮影用に106回も(!?)飛んだそうな。ヤベェ…。
しかしそんな無茶をしすぎた所為か、ビルへ飛び移るスタントの際に足がグギってなって大怪我。
どう考えても撮影中止レベルだが、トムさんは6週間で走れるようになり、5か月後には撮影復帰!!!もう完全にどうにかしてる。w

そんなアクションが頭から尻尾に渡って繰り広げられており、正に「全編アクション」と言わんばかりのアクション指数。
またアクションもしっかり工夫が凝らされており、影武者との殴り合いのドタバタ感や、敵に警官を殺させずに相手を捕まえる町内チェイス、ビル移動の中で巻き起こるコメディシーン(ここ皆劇場で笑ってた)等、アイディアや工夫も満載で、激しいアクションの連続を全く飽きさせない。

クライマックスは「爆破を阻止する為にリモコンを持った敵を追いかける!!!」というベタな展開だが、モノホンのヘリが飛び交う凄まじいチェイスと無茶苦茶なクリフハンガーアクションも相まって終始手に汗握りまくりでした。


正直な所、今回はアクションや見せ場に注力しており、お話に関しては「M:I-2」に負けず劣らずなレベルで薄っぺらい。wwww
序盤と中盤で相手を騙して黒幕の正体を明かす場面こそあるけど、そこら辺も割とアッサリ済ませて、クライマックスは敵の企みを阻止する豪快アクションの連続で強引に〆る。

まぁ確かに、単体映画としてのクオリティは1,3,4,5作目に軍配が上がるだろう。それは違いない。
しかし、こまけぇアレコレを吹き飛ばすレベルの豪快なアクションの連続で終始大興奮&テンションガン上がり&アドレナリン出まくりで楽しめたので、すいません、個人的には中で一番面白かったです。wwww
スパイサスペンスや謎解き、相手を騙す展開も面白いっちゃ面白いけど、やっぱ自分は根本的には”こういうの”が好きと言うか、ド派手で斬新でアイディアも満載でスゲェアクションをタップリ楽しめるタイプの映画が好きなんだぁとしみじみ思いました。

という事でアクションに全振りして、かつてないヤバいアクション大作へと上り詰めた今作。
前作から地続きのお話なので、そこら辺が分からないと辛い所はありますが、基本的にトムさんの無茶苦茶な体の張りっぷりだけでも見る価値はあると思うので是非どうぞ!!!!


という事で、ようやっとシリーズの見直しが終わったぜ。

遅ればせながら、劇場に足を運びたいと思います。

しかし、今回でこんだけ大興奮のアクションを見せられたら、続編はどうなってしまうんだ。
興奮しすぎてぶっ倒れるんじゃないのか?wまぁいいや!!!w


Next→  「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」!!!


という事で8月の3日か4日、レビュー投下予定。
上手く書けるか自信ないけど、まぁあんま期待しないで待っててね!