いくつかのフッテージはジム・ヴァンベッバーの過去作(『Roadkill』)などから流用されているものの、非道な映像作品として見応えアリ。本作でフィーチャーされているバンド「ネクロフェイジア」のボーカル、キルジョイ(2018年に死没)は『August Underground』の2作目に監督として参加している。その後『AU』制作スタッフが携わった『アメリカン・ギニーピッグ』3作目『The Song of Solomon』にジム・ヴァンベッバーが出演を果たしており、エクストリーム映画界隈の繋がりが今なお続いていることを確認できる。