ウルトラマンX。
ダイチと“ユナイト”、繋がりを持って変身するウルトラマン。
このウルトラマンXは“慈愛の戦士”、ウルトラマンコスモスとちょっと似てる。
怪獣との共存に希望を抱き、怪獣の力を宿したカードでサイバー怪獣を生み出し、共に戦う。
今回はそのXの最後のユナイト。
そのユナイトが、他のウルトラマンたちとの繋がりを作る。
ティガ、初代マン。もうこの時点で胸アツ。
この2人を呼び起こしたことがこの作品の全ての功績。
ウルラマンの原点と、平成ウルトラマンの起源。
この2人からさらに、ゼロ、マックス、メビウス、ギンガ、ビクトリーと、ここまでの新たなページを再び蘇らせる展開。激アツ。
このXの“ユナイト”がとても人間とウルトラマンのバディ感を演出してて良い。
普段からデバイスを通して会話し合う。
その笑いあり、暖かさありの友情がとても良いシリーズ。
その暖かさやアツさそのままにその“ユナイト”が世界規模で他の光と繋がる。
とても気持ちが良く、見どころが多い作品。
人間側のキャストも負けじとキャラ強い。
その辺も“光の巨人”と“人類”のバランスが取られているのが素敵なシリーズ。
X、ティガ、初代マンの揃い踏みは震える。
そして、ゼロさん、ギンガが兄貴肌でXを鼓舞する感じのウルトラの兄弟感が最高っす。
そして、ここまでのXの歴史をなぞるような絶妙なノスタルジックさもまた優しい。Xらしい映画。
F:1647
M:444