のすけ

サブウェイののすけのレビュー・感想・評価

サブウェイ(1984年製作の映画)
3.4
1984年リュック・ベッソン監督長編2作目。
クリストファー・ランバート、イザベル・アジャーニ、ジャン・レノ

ジャケットから暗いイメージだったが、冒頭からカーチェイスとノリノリの音楽(カセットテープが車のデッキに挟まってビロビロになるのが時代を感じさせる‥)
パリの地下鉄内の入り組んだ感じや隠れ移住スペース等が雰囲気あって良かった。
地下に住み着いているローラースケート男やドラム叩いてるジャン・レノ等個性的な面々が登場する。

所々のノリの良い音楽が作品と合っているのか合っていないのかなんとも判断が難しいなと感じた。
ヌードポスターだらけのロッカールームで演奏した曲(エンディングも同じ曲)は良かった。

印象的なシーンが多い割には今一つ盛り上がりに欠ける出来ではあるものの、初期のリュック・ベッソン監督のその後に通じる共通した雰囲気は感じ取ることができた。