お望月さん

キッズ・レボリューションのお望月さんのレビュー・感想・評価

キッズ・レボリューション(2014年製作の映画)
1.6
題材のユニークさに比較して圧倒的にケレン味がない。無限に紙幣が湧き出るパンツを拾った少年は、特に活用することもなくドンキで豪遊したり、目の前のホームレスの顔を札束ビンタして、知らない国の知らない人への寄付を無限に行おうとする、という、こう、なんというかもう少しこう、愚かさの下限をどんどん更新していく。終盤の意味のない人質交換シーンややる気のないメキシカンスタンドオフも失笑もの。後半はパンツを脱いだままま逃げ惑うので、そこは少し面白かった。