結局カレー

名探偵コナン 純黒の悪夢の結局カレーのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)
3.8
コナン劇場版20作目。コナン映画史上最高のゲスト声優(私調べ)となった天海祐希が演ずるキュラソー。黒の組織の一員としては隙のない強かさをみせていたけど、元太たちと過ごす時間では柔らかな優しさをみせていて「私はどんな色にもなれるキュラソー。前の自分より今の自分の方が気分が良い。」というセリフが見事すぎる。キャラ設定200点やしコードネームのチョイス天才やん。この先もみたかったなぁ。最後の「止まれぇぇ!!」の叫びは泣かせにかかってるなと思っても泣いちゃう。最後の最後に自分に誇りを持って生きられたなら何よりぁな、、「姉ちゃんは黒より白の方が似合ってると思うぞ」って言う元太、絶対深い意味ないんだろうけどそのまんまのキュラソーがいいんだと言ってるようで胸キュンでした、、、まさかの元太にキュンでした、、、笑

キュラソーの物語の裏でうごめく黒の組織VS公安VSFBIの闘い。安室さん映画初登場だったけど尖りすぎて後半は流石にとりあえず落ち着けってなってた。笑 赤井さん相手に攻撃してる場合じゃなかったよ。

タイトル純黒の悪夢ってのはどう意味なんだろ、黒焦げになった思い出を指しているのかしら。何はともあれ記念すべき20作目にふさわしい良作でした。唯一泣いたコナン作品。黒の組織は爆撃しすぎてそろそろ潜んでられへんで!!