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名探偵コナン 純黒の悪夢のよーだ育休中のレビュー・感想・評価

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)
3.5
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ー 見た目はあちゃん!頭脳はよーだ!


警察庁に侵入した《黒の組織のメンバー・キュラソー》が機密文書にアクセス。各国諜報機関のNOCリストを見られてしまう。組織へ潜入している公安警察の「降谷零(安室透)」そしてFBIの「赤井秀一」らが決死の追跡を試みるも、すんでのところで取り逃してしまう。命からがら逃げ延びたキュラソーだったが、先の激しい逃走劇の影響で記憶を無くしてしまう。


◆ 劇場版「名探偵コナン」第二十弾

『天国へのカウントダウン』『漆黒の追跡者』で劇場版作品に登場した《黒の組織》が、今作では大々的に取り上げられました。過去の二作品では、組織のメンバーが作中に登場したものの、メインの事件を通して間接的に絡んでくるレベルでしたので、今作のように純粋に組織がフィーチャーされるのは初めて。『純黒の悪夢』のタイトルはピッタリだと感じました。

今作で殺人事件は発生しません。驚異的な記憶力を持つキュラソーを中心に、《黒の組織》と彼らに関わる組織や、因縁を持つキャラクター達を巻き込んだストーリー性重視の作品になっていました。『名探偵コナン』感はありませんでしたが、これはこれでありだなと。最近のコナンくん、アクションに力を入れていたのは今作への伏線だったんじゃないかと思うくらいに見応えがありました。


◆ FBIに“手を引け”と言いに来たんですよ。

『絶海の探偵』で妙なスパイ映画感を出していましたが、これは中途半端に終わっています。《コナンでスパイのテイストを出すならこれが正解!》と言わんばかりのクオリティ。冒頭のド派手なカーチェイスを含むアクションシーンは見応えバッチリでした。

NOCリストを見たキュラソーが記憶喪失に陥ったことでハラハラさせられる展開。キュラソーが組織の関係者だと察した途端、コナンと哀ちゃんに走る緊張感。(そして少年探偵団との温度差。)

いつの間にか主要キャラ顔で登場している「降谷零(安室透)」と「赤井秀一」には少し驚いたものの、二人ともイケボなので無問題です。二人か妙にバチバチしてたのは気になるところでしたが。赤井さんが「親父にも打たれたことない」安室の顔を殴りでもしたのかな?



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あちゃんとアニメを見よう企画 第二弾!

推理ガン無視でアクション全振りの作品だったけど、これはこれでアリだったかも!一見さんにもわかり易くて助かった〜!