静野のやりたかったことがやっと成就した感じ
🎡劇場版コナン第20作
🎡黒の組織との全面戦争
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かねてより静野監督がコナン映画に含ませていた病弱属性のオリキャラ。
今作のキュラソーはまさしくその集大成であり、黒の組織を抱き合わせることで、作品のスケールも比例させた静野節最高傑作
悪者が記憶喪失になることで、一時的に善良な心を取り戻す…いろんなとこで観たようなアイデアだが、ありきたりも魅せ方次第なのだと今作を観て思わされる。
ついでに言うなら、子供たちとの繋がりとか、彼女の過去とか、もう少し掘り下げてドラマチックにしてくれたら私泣いてたと思う。
にしても、死に様が悲しすぎる……
アムロとシャアの対決シーンは、胸熱と寒気で半々
ぶっちゃけこの2人の対決をコナン視聴層が喜ぶとは思えんのだが、どういう意図で作ったのだろうか…?
逆シャアで既に決着をつけた2人を、墓場から連れ出して戦わせて何になるというのか…?
ミーハーの道楽でキャラクターを弄んでいる感じがしてあまり好きではない。
娯楽映画なのだからいいじゃないかという自分と、勝手もいいところだと思う逆シャア好きの自分とで衝突が起きて、複雑な心境で視聴してました。
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🎡まとめ🎡
とか言いつつ赤井の「墜ちろ」にはしっかり震えた。静野監督のやりたりことも成就し、ついに次回は監督最後のコナン映画…「クロスロード」「ロストシップ」なにを残してくれるのか、期待したいと思う。