#ランジュ氏の犯罪
国境近くのレストラン兼民泊にやってきた訳あり風の男女。店の客が男の方は殺人の指名手配犯だと気づいたところで女が経緯を語りだす回顧録。
舞台はアパルトマン。出版社、洗濯屋があり…
ある夜男女が国境近くの宿に訪れる。手配されている殺人犯と気づいた人々に女がなぜ殺人を犯したのか回顧話をする。
とにかく金と女にだらしなく、ずる賢い出版社の社長のバタラに腹が立ちました。
秘書に対す…
よくわかんねぇけど好感触。じわじわと良いもん観たという気持ちが湧いてくる。
どこかのラインから前の年代の作品に対してコントローラブルかつテキパキした人の動かし方・動き方が印象に残ることが多く、この…
この作品の中で視聴者は、物語の展開とともに、人間関係の複雑さ、夢の追求、そして愛と裏切りの両方の結果を目撃します。
ユーモアと深い洞察の瞬間を見事に組み合わせ、全編を通じて魅了し、楽しませてくれまし…
〖ランジュ氏の犯罪〗(映画/フランス/1936)
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『アメデ・ランジュは小さな町工場で働くかたわら、仕事の合間に冒険小説を書いている。金と女にだらしない社長のバタラは、経営が傾くとランジュ…
パリの下町人情もののルノワール作品。『悪魔が夜来る』で悪魔の役をやってたジュール・ベリが、本作でもヒールに徹する悪徳社長バタラを演じていて、夢に出てきそうな薄気味悪い笑みを浮かべる。キャスティングの…
>>続きを読むタイトルに“犯罪”とあるのに、暗さも悲愴感も無い
どのキャラクターも深刻さとは無縁で、もしかするとこれが上手に生きる極意なのかもしれぬ
中でも、ヴァランティーヌの達観したような明るさがとても良かった…
ルノワールのノワール・・・スタイリッシュな映像とユーモアが共存する快作でした。
ある田舎町のバー兼安宿にわけあり風の男女が現れ部屋をとりますが、店の者たちは殺人で指名手配中の男女だと気づきます。そこ…
アパルトマンの中に出版社もあればクリーニング屋もあり、その中で人々が行き交いしている。恐らく日本ではそれが長屋にでも置き換えられるものだろう。そんな舞台装置が不思議だし面白い。そして、本来はあっては…
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