YasuhitoArai

ランジュ氏の犯罪のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)
3.6
ジャン・ルノワール監督作品。
出版社で働く主人公ランジュは、殺人事件の犯人として恋人のヴァランティーヌと共に逃亡しており、国境手前の宿屋でこれまでのいきさつを語るが・・・という話。

主人公が殺人事件の犯人として追われるという導入から始まるけど、サスペンス要素は無く、人が多く、わちゃわちゃした、コメディテイストが感じられる人情劇が中心だった。

終盤の殺人シーンでのカメラのクレーンショットが緊張感を演出していて良かった。
人が死んでもコメディ的な要素は続いてた。
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