デブチンバラ

ランジュ氏の犯罪のデブチンバラのレビュー・感想・評価

ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)
3.5
アパルトマンの中に出版社もあればクリーニング屋もあり、その中で人々が行き交いしている。恐らく日本ではそれが長屋にでも置き換えられるものだろう。そんな舞台装置が不思議だし面白い。そして、本来はあってはならないのだろうが、この映画では許される殺人が描かれている。でも殺されたバタラだが、まあ悪い奴には違いないのだが、殺すべきかどうかは非常に疑わしいところである。殺したランジェ氏は最後は人々に見送られながらの恋人との逃避行となる。なんかおおらか過ぎやしないだろうか。
デブチンバラ

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