ルノワールの映画をあんまり観てないわたしの感度の問題もあってプレヴェールの風ばっかり感じた。異様なまでの軽さで通してるのにコメディにならず、ヒューマニズムに溢れてるのに暑苦しくならないバランス感覚と…
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脚本はジャックプレヴェールとジャンルノワール。
ショット/
ラストショット、海岸で逃避行の二人のバックショット。
列車のレール、ヘッドライトに浮かぶ路面のが流れるシーン。
雑誌の中央が破…
カメラワークが見事だ。
特に、クライマックスの場面
スススと見切れつつ、何が起こるかを追っている
また人物を2人、手前と奥とに配置するショットも良い
特に「実は生きていた」の場面では、それをどの…
物語の悲喜劇が素晴らしいのは言うまでもないのだけれど、撮影の面でもとにかく素晴らしかった。
まず、人物2人をワン・フレームに捉えたショットが抜群に上手い。カット・バックを極力使わずにカッティングで細…
ジャン・ルノワールの人間礼賛はここまでやるのか。この頃においてすでにフレーミングがかなり確立されてる。窓や扉を一枚噛ませての空間的フレーム。これが『ピクニック』の天才的なショットで結実する。
いま…