近所の人々が寄ってたかってワイワイやってる感じがとても好い。石畳の狭い小路の建物の中にある階段を上り下りする様子を外から映したりして、がちゃがちゃした空間をみせてくれる。それとトランジションがちょっ…
>>続きを読む倫理的に言えば「いや殺しちゃダメだろ!」なんだけどバタラの「自分を悪と思ってない最もドス黒い悪」っぷりが半端ではないのでしょうがないか……とも思わされる。
ランジュと再開した時のバタラの顔面が真っ白…
今の自分にとっては「何も刺さらない」「得るところが無い」というだけで。そういう人生の糧になる「撮れ高」というか。スミマセン、屁理屈こねまわして。常に「アタリ」映画を引くわけではないのです。ただし選択…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【メモ】
バタラ社長を殺すシーンの「意図的な左側への180°パン」という「記述的」ではない方法が当時画期的であったと言われるのは、ぐるっと無人の舞台背景を映すことで、スクリーンを、現実をその中に作る…
これも1番主人公になりそうな社長をあえて主人公に据えないで、彼のあらゆる人間関係を平等に描写してるけど、あまりにもトラブルメイカーな社長は映画から退場させられ、彼が残したもので残り時間が紡がれる感じ…
>>続きを読む制作年代を考慮に入れ、映画の歴史の一ページを見るつもりで鑑賞する作品。
確かに作られて86年も経ってまだ普通に観る事が出来るというだけでも完成度の高さが伺えるのだが、では今でも楽しめるかというと微…