コンプライアンスの厳しい現在じゃ、流せないような内容ばかりだったなぁ…
柔道で鍛えた力を買われ、北海道警察の刑事になった諸星要一。裏社会に入り込んでS(スパイ)を作れという敏腕刑事・村井の助言に従いSを率いて"正義の味方、悪を絶つ"の信念のもと規格外の捜査に乗り出す
こうして危険な捜査を続ける諸星だったが
…
ストーリーはこんな感じ。
実在した北海道警察の刑事をモデルとしたフィクション作品。
"柔道で全国一になりたい"という県警の威信により採用された諸星。
酒も飲めなく真面目一辺倒だったが、先輩刑事・村井と関わった事で大きく運命が変わっていく。暴力団となあなあな関係の村井は、組織の中に居るスパイにより情報を入手し手柄を挙げていた。
そんな村井が諸星に提案したのが、自分と同じようにスパイを作れってこと。
また、それを真に受けてあちこちに自分の名刺を配り、スパイを作っていくんだからバカ正直っていうかなんと言うか…
そして、その事で情報を得て点数を稼ぐ諸星は出世もし増長していく。
まぁ、とんだ勘違い野郎なんだけどね。
その後はやりたい放題。好き勝手にやっても誰も注意しないんじゃ、いい気になっていくよね。
でも、いいことはそんな長く続くこともなく、気がつけば……
いいように利用もされたね。上司たちの点数稼ぎのために、無理な要求も飲まされたしね。
そこら辺は犠牲者の一面もあったかなぁ…
中村獅童にTKOの木下とか悪役を演じていたけど、1番悪そうだったのはピエール瀧
同じ白石和彌の"凶悪"の犯人役も怖かったしね。
20年ぐらい前に、警察でこんな事が起きた事は驚きだったよな。もしかしたら、今もどこかの警察署で…って考えたら恐ろしいなぁ…
そう言えば、新人刑事の役で中村倫也が出て来た。
突然、出てきたからビックリしたわ…
