北海道警察の裏を描いた実話ベースの映画。
鑑賞後の第一声は、月曜日から真面目に働こう。でした。
やりすぎで笑えるシーンが主だが、絶妙なバランスで問題提起もしっかり。
１度上手くいくとその快感から抜け出しずらいもので、麻痺しだしたら「真面目」や「〇〇のため」の履き違えは治せない。
展開は「ウルフオブウォールストリート」に近いが、酒池肉林でも本作はどこか楽しんでる風には見えなかった。
タバコ吸う姿やSEXシーンは気まづいなかでの穴埋めのように感じた。
それは綾野剛演じる主人公の微かな良心がそう思わせるのか、それとも舞台が日本だったので他人事でないからか。
この映画で、日本で一番、悪い奴らが誰なのか？
明白です。
