AB型の末っ子

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁のAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

4.1
ドラマ観てない状態で一度録画して観たのですが、ドラマシリーズ追いかけてきてその流れで再視聴。

初見時は、マイクロフトの印象が強くて、ストーリーを理解してないところも多かったかも…w

ベネ様のシャーロック、マーティン・フリーマンのワトソン君は知っていましたし、宿敵モリアーティの知識もありましたが、ドラマ観ていないと、そもそもマインドパレスを理解していなかったことや、メアリーやモリー・フーパーがどういうキャラなのかということ、などを知らずに観ていたので、やはり初見時は良さを引き出せていなかったな、と感じます。

そして、今回、3シーズン観終えた所で再視聴だったので、愛する登場人物たちが19世紀頭くらいの服装に身を包んでくれたことなど、ドラマファンとして最大限に楽しめたと思います!!

さて、ストーリーですが、この感じだと、シーズン3の4話ということなので、地続きに話が展開していきます。
モリアーティの復活宣言の直後に、シャーロックはマインドパレスで、100年程前の未解決事件を解決することで、モリアーティの復活の真相に迫ろうとする。

やっぱり、シャーロックはモリアーティが大好きなんだなw
と思うほどで、死んでも、時代を超えても揺るがない宿敵とのライバル心に萌えましたw

一方、ジョンとの出会いを100年前バージョンで再現しているところもなかなか可愛らしいw
せっかく剃ったひげをまた生やしているジョンやつけヒゲで男装しているモリーなど、可愛らしいポイントが多かったです。

ミステリーの面での驚きは少なめ。全ての裏にいたのは、やはり奥様たち。分かり易い展開ではあったが、この時代の参政権など女性たちの権利の問題として考えると、納得な展開。マイクロフトの言っていた、「負けるべき戦い」というのがとても印象的でした。

全体的には、突飛な話ではあったけど、スピンオフとしては、ファンとしてとても楽しめる作品だったと思います。

さて、モリアーティ、どう動くか??!!