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時計 Adieu l'Hiverのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

時計 Adieu l'Hiver(1986年製作の映画)
2.0
オリンピックのフィギュアスケート選手だった早見令子(いしだあゆみ)はアイスホッケー選手だった二郎(渡哲也)と結婚し娘が出来るが5年前に離婚していた。
今は9歳になりスケートを始めた娘・夕子(中嶋朋子)と2人暮らし。
ある日若手映画監督の木谷(永島敏行)から夕子の成長を追う映画を撮りたいとオファーがあった。
5年後のフローズンカップ・スケート大会を目標に撮影は開始されるが、夕子はスケートが上手くならない…。

公開当時この映画の存在は知っていて、5年間本当に1人の女の子を撮ったという事で驚いた記憶があります。
改めてキャストと監督を知ったら中嶋朋子に倉本聰なんだ!と(^_^;)
『北の国から』の合間に撮ったなら納得(笑)

少女の葛藤だけにスポット当てるのかと思いきや、母親の恋愛事情にも当ててるのでイマイチ何が伝えたいのか分からない。
結局着地点も「それでいいの?」ってな感じ(・_・;

徹底的に中嶋朋子を主にすれば面白かったとは思うんだけどな〜。
娘を出汁に恋愛してるイヤな母親のイメージしか湧かないもんね。
まぁ、倉本聰さんらしいといえばらしいのでしょうけど。