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クリーブランド監禁事件 少女たちの悲鳴のoのレビュー・感想・評価

4.1
孤独という残酷。最悪を超えた何か。希望を持ち続け成長する。

実話が元にある本作。映画の予算や90分と短い尺だけど物凄い良くできてる。2時間の映画ならもっと深く作れただろうな。

監禁物の映画では「ルーム」が有名だけどこの映画も素晴らしい。もっと評価されていいと思う。

内容はとにかく残酷。そして結構ドラマとして出来てる。容疑者側の孤独な部分を上手く描いていたり、被害者側特に主人公のミシェルのこれほどまでに酷い目にあってるのにそこにまで悲しい思いをさせるのか…と涙。監禁されている女性は3人、この映画をより残酷にしてる。その理由も分かりやすく伝わるように出来てる。残酷で本当に救いがない中、何か一つでも希望があれば人間は強く生きれると伝わる。

なんで評価が高くないんだろう?本当に分からない。90分ではなくもっと長く、なんなら3時間くらいの作品にした方がもっと伝わるだろうけどまぁそこら辺は難しんだろうな…でも本当に素晴らしい映画。
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