デブチンバラ

世界の涯ての鼓動のデブチンバラのレビュー・感想・評価

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)
3.5
男と女はノルマンディーの美しい景観の中にずっと身を置いておければ良かったのだが、それぞれの任務があって別れなくてはならなかった。そして、男はテロリストたちによって僅かな光しか差し込まない石造りの建物の中に監禁され、女は生命の起源を解明するために潜水艇に乗り込んで深海へと潜って行く。恐怖と不安と焦燥の中に身を置く男女がお互いのことを思い、再会を果たすことを夢見る。しかしそれは絶望的なように思われた。これは痛みを伴うような悲しみに満ちた映画だったが、最後に一条の光が差し込んだことに心から安堵した。
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