Takaszk

世界の涯ての鼓動のTakaszkのレビュー・感想・評価

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)
4.5
今日公開初日…
この作品は、観たいランキングの上位だったので、『ワイスピ』の最新作は来週にして、こちらを鑑賞してきました~😃👌‼️



🌟『どんな深い暗闇にも、輝く命はある…』
『遠く離れた場所で、この海だけが2人をつなぐ』🌟


✅ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会い、わずか5日間で恋に落ちたダニー(#アリシアヴィキャンデル )とジェームズ(#ジェームズマカヴォイ )は、別れの朝、互いが生涯の相手であることに気付く…


しかし生物数学者のダニーにはグリーンランドの深海で生命の起源を解明する調査が、MI-6諜報員のジェームズには、南ソマリアで爆弾テロを阻止する任務が待っていて…


やがて恐れは現実となり、ダニーの潜水艇は海底で操縦停止に、ジェームズはジハード戦士に拘束されてしまう😲😱💦💦


もう、この映画は、壮大な映像美✨✨は勿論の事、
“光”と“陰”の使い方が本当に上手く出来ていて、、、
“光”は【希望】(お互いの存在) …
“陰”は【暗闇】(深海の底と、捕らわれてしまう状況)
を、表しているんだと思いました‼️
光と暗闇を常に2つ同時に描いている演出が、心にグッと👍来るモノがありました✨✨🎶
その希望を掴むべく、奮闘する2人…💑
2人は極限の死地を抜け出し、最愛の人と再び出会うことができるのか…


#ヴィムヴェンダース監督 が描く極限の愛💕
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などの名匠ヴィム・ヴェンダース監督…
互いに運命の相手と思いあう男女が、「海の底」と「ソマリアの地」で共に極限下におかれ、愛を試される様を描いているラブサスペンスでした😊☝️⤴️⤴️


アリシアはもちろん素晴らしいんですが、今、乗りに乗っているマカヴォイの演技には、引き込まれましたね~👍👍👍‼️
今、色々な監督が「ジェームズ・マカヴォイと仕事をしたい」と言っている位だから、表情1つとっても、スクリーンから感情が伝わってくるという演技力👏👏👏
『スプリット』というあの有名な作品で様々なキャラクターを演じたことで、役者としての地位を確立した🎉と言っても、過言ではないと改めて思いましたね~‼️



狂おしくも切ない極限下のラブストーリー💗
この2人がお互いに魅力を感じ合うのは、自分とあまりにも違うからなんだと思うし、興味の対象に懸ける情熱の大きさが同じで、知的に挑戦し合うところなんだろう…きっと。
この世界で、地政学的に何が起きていて、どれだけ危険な状態なのかが良く分かる…
でも、基本は“ラブストーリー”なんだと。
自分の任務、信念、そして地球への愛と男女間の愛❤と、神への愛も同時に描かれているんだと感じましたね。
色々な愛の形があっていいんだよ✨と。



見る方によっては、主人公の内面描写が単調に感じるかも知れませんが、私は個人的には心に刺さるエンディングに、胸を打たれました☺🙆❕❕
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