コタロヲ

世界の涯ての鼓動のコタロヲのネタバレレビュー・内容・結末

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画館で鑑賞

全て繋がっているという事だと思いました。

全ての次元に、「流動」というものがある。
特にこの世・“あらゆるもの”の根源は、全てこの「流動」の中に存在し、意味付けされたものを使い掬いあげ、可視化している。目に見えるものが全て・型どることが答えだと言わんばかりに。
案の定、それは歪曲していて、根源が「流動」だと到底言うことはできない。
「流動」の中に浸ることで、初めて感じ取ることができ、その“「流動」の中に浸る”というのが、いわゆる「死」ということ。(と、この作品を見てふと思いました。)

だからジェームズは、最後に流れと1つになり、ダリーは、その流れを見て数値では表せないものを感じ取り、ほんの少しでも2人は“帰る”ことが出来た。という事かなと思います。

あの暗闇は、それぞれの境界を表しているのかなと思いました。

彼らの愛は、この世界には耐えられなかった。惨いように見えたのも、たぶんその為?

統一場を感じました。
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