えいがのおと

ONE PIECE FILM GOLDのえいがのおとのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)
3.9
最高のエンタテイメント!
スタッフロールでこんなにたくさんの人の名前が並ぶ、アニメ映画はそうないと思う
原作者監修三作目で、インタビューなどを読んでいると、大分自分のやるべきことと、任せることの分け方も上手くなったのか、原作延長を無理してやらなくなったのがよかったのか、とにかく映画としてしっかり成立していて面白かった
敵も変に強い設定に無理しないから、過去二作のルフィが勝てていいのかな感もなく、ちょうどいい世界観だった
騙しに次ぐ騙しは、読める読めないとかではなく、純粋に気持ちよくハラハラできて楽しい
細かい設定の作り込みもうまいし、描き方の緩急もよかったと思う(ルッチやサボに特定の思い入れがある人はそうもいかないのかもしれないけど)
音楽が常にカッコよく、キャラクターの過去などのフラッシュバックもクドくなくて絶妙
自分が歳をとって、ワクワク感はきっと若い頃の方があったのは当然だから、今までと比べるとどうとかは言えないけど、純粋に楽しく見れて、やっぱりワンピースはすごいなと感じた