ぶちょおファンク

ガキ帝国のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ガキ帝国(1981年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★1.5 終盤★1.5

見どころ
◯昔懐かしい“大阪”の街並み。
特に環状線を走る“全体オレンジ色”の電車は馴染み深い。
◯スコセッシ監督作『タクシードライバー』やショーケンの「傷だらけの天使」っぽさ。
(映画の時代設定としてそれらは矛盾するが製作年的には井筒監督が影響を受けオマージュ的にした可能性はある)

気になる点
●1967年設定でその年の12月発売号から連載開始された「あしたのジョー」を作品に取り入れるのは早すぎる…。
(ジョーがブーム(ムーブメント)になるのはもう少し後)
●エンドロールで出演者はなく協賛等のみ…。


☆総評
リアルなのかもだが喧嘩のシーンは多いのに決定的に迫力がなく、
そして自分が“ヤンキーもの”になんの魅力も感じないのも今作に乗り切れなかった要因。

ただし出演者はとても興味深く、現在も芸能界で活躍しているかた、引退したかた、亡くなった…急逝されたかた、色んな芸人・俳優の若かりし頃を見る楽しさはあった。

ここに記載はなく個人的に出演を確認したかた…北野誠、我王銀次(故人)、徳井優、木下ほうか…。

升毅さんは昔から男前、上岡龍太郎さんの出演が意外と多かったのと、國村隼さんが若々しかった(当たり前ですが…)のがとても印象的。


2023年34本目・再鑑賞(+短編4本)