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SPY TIME スパイ・タイムの地球へのレビュー・感想・評価

SPY TIME スパイ・タイム(2015年製作の映画)
3.9
冴えないと思っていた、実はエリート・エージェントの親父(初老であるが)と本当に冴えない中年の息子がバディとなり、極悪ギャングと戦うスパイ・コメディ映画。

原作はスペインのコミック(だそうです)、本作も同じくスペイン映画。

脱獄した極悪人が復讐のために、父親のみならず息子も狙う、ただそれだけのお話。
スパイと言う職業柄か親子は疎遠、そのためか息子は父親が嫌いであった。

しかし、その嫌いな父親のために一大騒動(殺し合い)に巻き込まれた息子は「世界一、運の悪い奴!」である。
これって、ダイ・ハードのパロディ?
スタイルは007、性格はスマート(エージェント86)?
全体的にスパイ映画のパロディが散りばめられている。
アクションシーンとコメディシーンが並行し展開される点はスマートのパロディなのか・・・

親子でバディを組んだりして親子愛も語られているが、スパイアクション映画のスタイルをしたコメディ映画だった。
とにかくバカ笑いができて楽しめました。
007のような映画と勝手な想像で観ましたが、逆にもの凄~く楽しめました。
ひょっとすると初めてのスペイン映画鑑賞だったりして・・・

東京国立近代美術館フィルムセンターの「EUフィルムデーズ2016」にて、フィルム上映・字幕にて鑑賞。
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