ゆいはん

真田十勇士のゆいはんのレビュー・感想・評価

真田十勇士(2016年製作の映画)
3.0
舞台は戦国時代。忍びの里を抜け出した猿飛佐助(中村勘九郎さん)は戦国武将の真田幸村(加藤雅也さん)と出会う。数々の偉業を成し遂げたと噂されている幸村だが、実はすべて偶然によるものだった。佐助は幸村を真の武将にさせるために、真田十勇士を結成する。

歴史がわからない人でも序盤も含めかなり見やすい構成になっている。堤監督作品ならではのコメディ要素もたっぷりあり、中村勘九郎さんがそれを見事に表現。時代劇や歴史物と言っても決して固い感じではないため、気軽に観れる作品だと思う。また、戦国時代というのもあり戦のシーンはさすがのスケール。かなりのエキストラを導入したり、CG技法を上手に取り入れられていて迫力はすごかった。残念だったのが3番手に名前があるにも関わらず、大島優子さんの出番が思った以上に少ない。アクションシーンに関しては多くの邦画に共通している点で、カメラが動きすぎていてその人物がどういう動きをしているのかがわかりにくいというところ。
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