TERU

BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアントのTERUのレビュー・感想・評価

2.0
ディズニーのお家芸、毒にも薬にもならない作品
観終わった後は本当に何にも残りません

しかし、映像表現や巨人たちの生活の描写は素晴らしく、人間の道具を工夫して使ってる様は一つ一つワクワクさせてくれます
何も考えずに素敵でキラキラな面白ファンタジー映像を楽しむにはとても良い一本

個々の動機付けがかなり弱く、裏付けのある行動に思えないのが本当に残念
BFGと出会う前の普段の生活の描写がもっとあって欲しかった

吹き替えで見ましたが、主役の女の子は大人の声優さんに入れて欲しかった
そうしたらまた評価が変わったと思う

ディズニー以外の会社で作ればまた違った作品になったのではと思います
個人的にはギレルモデルトロ監督でダークファンタジーに仕上げて貰えれば、大人でも鑑賞に耐えられる物になったかと
そういったところで言えば「かいじゅうたちのいるところ」の方がかなり好み

大金のかかった絵本だと思って観ましょう
TERU

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