巨人の国のBFG(big friendly giant)と身寄りのない少女の友情ファンタジー。
地球外生命体 E.T.と少年の友情よ再びの触れ込みで宣伝された作品ですね。
巨人を描いた作品は『進撃の巨人』『ジャックと天空の巨人』なとがあり、恐ろしい巨人を描いてましたが、本作は人々に夢を与える心優しき巨人。ただし、彼の仲間は人喰いも行う非道な巨人たち。
CGは当然ながら凄い。巨人と人間がシームレスに交流し、実際にいるんじゃないかという感覚。映像は見事。前半に巨人が街中をウロウロし人間に見つからずに隠れるシーンなどワクワクして見れました。
ただストーリーがありきたりの子供向けファンタジー。大人の自分にはキツい。ブライアン・シンガー監督の『ジャックと天空の巨人』の方が数倍面白い。また名作『E.T.』には遥かに及ばない。『E.T.』のあの有名な指と指をくっつけるところをパクったかのようなシーンは、スピルバーグ監督いよいよネタ切れかと思わずにはいられなかった。
自分はこれを劇場で見たらガッカリ感満載やったやろな〜というのが正直な感想。