冒頭、『今回の任務は空からの・・・』・・・なんか、昔テレビで見ていた「スパイ大作戦」みたいな、懐かしいなぁ(わかんなくっていいです)
それにしてもパウエル大佐役の主人公はヘレン・ミレン、・・・軍人だろうと、諜報部員だろうと、女王だろうと、どんな役でもOK
「クィーン」(2006年)ではエリザベス女王役ですよ、しかもアカデミー賞主演女優賞まで獲得したイギリスが誇る大女優さんです
テロリストの潜伏先にミサイル攻撃の指令が下されます・・・しかし、空からの映像では、その真ん前にパンを売る少女の姿が
中止か、決行か・・・決断のなすりあいで時間は刻々過ぎてゆきます
感想です
えっ、ドローンって・・・“鳥”、虫“”じゃん
恐るべし、軍事(偵察)兵器
こりゃ、やっぱり「スパイ大作戦」だ
パウエル大佐が固執する『付随的損害45%』という数字が妙に空々しく響きました
一方、ロンドンで合同作戦を指揮するベンソン中将、自分は娘(孫?)に頼まれたお人形おさんを買ってんじゃん!
ラストには触れませんが、個人的には痛みしか残らない映画はつらいなぁ
【脱線】
さて、タイトルからもおわかりの通り、真の主役は“ドローン”でした
・・・で、思い出したのでちょっと
映像(撮影)としてのドローンについて、です
自分が初めてドローンを意識したのは「関ヶ原」(2017年)を劇場鑑賞した時だったのをハッキリ覚えています
戦国時代劇、合戦シーンの空撮を観た時に「これ、黒澤監督が見たら何て言うだろうな?」と思いました
確かエンドロールにも“ドローン撮影”とクレジットされていたと思います
映画におけるドローン・・・本作のようにストーリーの中でも、また映像技術としても今や大活躍・・・です