つるばみ色の秋津凡夫

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のつるばみ色の秋津凡夫のレビュー・感想・評価

1.8
無情

操作室や会議室と変わらぬ映画館という安
全地帯にいる我々との立ち位置が効果的に響く。
キャラクターそれぞれの人間性は掘り下げず、これも俯瞰視点で描いている。
しかし現実的な描写に対し、人の葛藤がテンプレートである為くどく感じた。

命は足し算や引き算では無いと分かってはいるが、決断を渋る側に苛立ちを感じた己を恥じた。