takanoひねもすのたり

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

3.9
まさかのパン応援映画だったとは🍞

あーーーパン!パンが!
パンおかわりきた!うそーーー!!
パン!パンーーーーーー!ああパンーーー!!


以前「ドローン・オブ・ウォー」を観ました。
イーサン・ホークがラスベガスの基地のコンテナの中からドローンを遠隔操作し異国の地の襲撃をやっている役。
こちらはあくまで現場での話に終始していたので、思わぬ相互補完になって良かったです。
この映画は上層部が攻撃開始を決定するまでの机上の攻防です。

1人の犠牲か、80人の犠牲か。
人の生命に優劣は無いけれども。
多分、これが、無情だけど、人の運というものなのかも知れない、そう思わないとラストの余韻が辛い。

出来るだけ一般人を巻き込まない。
監視中の家の中には重要テロリストがいる。
移動してしまう前に一刻も早く爆撃を行いたい。
しかし、政治的、外交的、様々に絡んだ国家間の問題から、スムーズにGOとはいかない。
そのものどかしさ。
しかし逆にその手順があるからこそ、何かを踏み外すに済んでいるのでは、という考えもありな気もしてくる。

虫型、鳥型ドローン、面白いなあ!
問題はやっぱりバッテリーというところがリアルだったり。
操作性や消音もあるだろうなあ、リアルで実用化されたら真剣に怖い😅

アラン・リックマンの最後の台詞。
有無を言わせない重さがありました。
いい映画でした。

そういえば、ピンクマン、やっぱりいい奴だよ…ピンクマン…。