あしからず

惑星からの侵略のあしからずのレビュー・感想・評価

惑星からの侵略(1965年製作の映画)
3.2
知る人ぞ知るマカロニB級SF&ホラーの巨匠(らしい)‪ドーソン監督作。

こんな2015年は嫌だ選手権で優勝できそうな2015年が舞台。
美女と合体したい(意味深)博士が惑星支配を目論み地球人ミニチュア化誘拐事件を引き起こすスリルと陰謀のSFサスペンス。

人間縮小や手が4本のターミネーターみたいなクローンなど要素はおもしろいけど正直グダグダでたぶんノリと勢いで作られてる。
ただ当時の予想で作られた最先端な街や未来の車のデザイン、美女たちの衣装などはレトロで最高。これのためにSFを観ていると言ってもいい。
特撮もああミニチュアのセットだな〜というのが丸わかりで満足度が高い。
ビデオ通話(この言い方も古い?)の感じは現代と相違なくて65年で先取りしてる。

”男女平等なんてくそくらえよ“と宣っていた柔術コーチの美女は結局男に助けられて拍子抜け。柔術使わんのかい。ラストは網タイツ水着で結局お色気役なのは時代だなあ。
あしからず

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