自分が他人と入れ替わることになったらどうなるか。きっと今までの自分ではできなかった未知の体験に胸を躍らせ、いつもとは違う自分を楽しむだろう。そして、入れ替わることになった人のことを想い、自分と同じくらい、それ以上に大切にする。
新海誠監督作品の中で最高傑作であると感じました。
SF好きの自分からすると物語が進むにつれてワクワクが止まらず、画面に釘付けになりました。前半は入れ替わりテンプレを楽しみ、後半はSF要素を楽しむ。後半の怒涛の展開に口全開涙腺全開。RADWIMPSさんの音楽も時に爽やかで、時に切なく、私たちの感情に力を与えてくれました。
この作品を鑑賞する前に予習として同監督作品の秒速5センチメートルをぜひ鑑賞していただきたいです。きっと素敵な映画体験をすることができるでしょう。
主人公の立花瀧君を演じた神木隆之介さんの声がとにかく素晴らしかったです。女の子に入れ替わった後の女の子ぶりも可愛らしい。彼の語りかけ、叫びは胸に響き渡り感動を増幅させてくれました。
そして、アニメーションだからこそ体験させてくれる美しい映像。流星の描写は瞬きすることなく目に焼き付けることになりました。
何度でも鑑賞したいと感じる作品。
8月26日、再鑑賞しに行きます！
