実に深い作品だった。まさかこんなに面白いとは。
公開当初は、アニメーションでしかも恋愛モノという時点で観る気が全然起きなかったのに、ふとテレビで見かけた短い特集コーナーから何かものすごい期待感と絶対これ面白いという確信を得て、気づけば映画館へ。そして気づけば小説も読破。
この小説は脚本のあとに書かれているそうで、映画を観た後に読むとあとがきで泣ける。
あと、やたら騒がれていたのも納得の映像美。
肝心の、瀧と三葉がいつの時点でお互い好きになってたのかはイマイチ分からないまま観ていて若干置いていかれたが、もっと大きな流れや細かい描写を追うのに忙しくてそれどころではなかった。という感じで観ても明らかに面白かったと思う。
笑えるシーンが結構多くてなかなか良かった。
落ち着いたら(?)また観たいと思う。