明石の映画館にて。
ようやく鑑賞。
あまりにも話題になりすぎて、ひねくれ者の僕は観るつもりなかったんやけども。
ホンマはララランド観るつもりがまだ上映開始してなかったなかったという強烈なボケをかましたおかげで鑑賞できました笑。
奇跡的にこの時期までほぼ前情報頭に入れてなかったんやけど、恋愛コメディかと思いきや、まさかの青春SF映画なことにビックリ。
おかげで純粋に楽しめました。
いやぁ観ておいてよかった。
これは絶対にネタバレなしで観た方がいい!ってことで、うーんどうレビューすればいいのか分からん。。
前評判にあった自然の描写の美しさもさることながら、今まであんまり感じたことのないような気持ちになって、鑑賞中ずっと泣きそうでした。
何て言えばいいのか…うれしさ?さみしさ?切なさ?幸福感?閉塞感?安堵感?虚無感?
まあこんな感じの気持ちが全部ぐちゃぐちゃに混ざってちょっとずつ糸みたいに出てくるような。
人の奇跡をみたような、
思い出をみたような、
夢をみたような、
運命をみたような。
中高生に受けそうなテーマ、かつこれだけ話題になってるならアニメ映画やけどちょっと見てみよか、ん、思ってたよりえぇやん!的な中高年の方も多いでしょうね。これだけ世間に受け入れられたのも納得。
でも海外ではこの映画のセンチメンタルな部分というよりは、日本の伝統的な祭りや儀式とクレイジーな東京の喧騒や若者文化が、幻想的な自然災害の運命から逃れるファンタジーSFチックな部分と混ざってる感じがウケたんじゃないかなぁと思います。
日本人の感想とはもしかしたらちょっと違うのかも。
ここまでのこと全部ひっくるめて、いろんな感情をそのまま享受できる日本人でよかったなぁとしみじみ思う。
日本の非3Dアニメーションはやっぱりスゴイ。
休日に観たこともあって子供連れのお客さんが多かったんやけど、ちっちゃい子たちは話の内容ちゃんと分かったんかな。