ねぎおSTOPWAR

囚われた少女たち/選ばれし少女たちのねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

3.6
しんどい映画です。
キャラクター全員と自分との距離があり、その溝を考え続けるのはストレスでしたね。

誰かに勧めるなんて考えつきません。
・・これメキシコでは普通に行われているんだろうか。

簡単に説明すると、父親と兄に従いウリセスは彼女ソフィアを父経営の売春宿に送る計画の中にいた。でもソフィアが好きで逃げようとするがそれは叶わず。父からは「助けたけりゃ別の女連れてこい」と。そして・・・。

平時も戦時中も、世界中至る所で男の性の欲求を金で解決しようとする場所は存在する。
(宗教の戒律で禁じられているところはあるんでしょう)
それが自分の意志なのか半分は意思なのか・・自分の意志ならいいのか・・男のわしが考えたところで心の奥底で「男を許して!」という気持ちがあるような気もするから答えは出ない。

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言葉が封じられた場面が心を揺さぶります。
その1は売春宿で男たちがソフィアを買ってセックスする描写。行為は実写化せず、とても興味深いショットです。
その2はラスト。息が詰まるシーン。窒息するかと思った!