「なんて日だ!」byデ・ニーロ
※劇中、ほんとにあるセリフです(;゜∇゜)
「ザ・トーナメント」で一躍B級映画界の頂点?に躍り出た天才スコット・マン監督の長編二作目ですが…
やはり二作目(本作)も天才の名をほしいままにした名作でした(。´Д⊂)
※あくまでB級です
あらすじは、娘の手術費用のため、カジノの金を盗んだ強盗団(主人公)vs警察&SWAT&カジノの追っ手の四つどもえ逃亡戦。
というケレン味たっぷりのドB級映画( ;∀;)
映画の大半がバスジャックしての逃亡劇という、シチュエーションクライムアクション!
大予算かけねば、どうやってもヘッポコに落ち着く普通の強盗逃亡劇です。
しかし、マン監督は天才でして、単なるヘッポコ強盗劇に
「父の娘愛」というテーマを取り入れました。
これが、恐るべき伏線となりまして(;゜∇゜)ラストに炸裂するという(;o;)
また、
主人公ジェフリー・ディーン・モーガンの犯罪者なのにいいやつ過ぎるキャラ
デイブ・バウティスタの普段通りの筋肉バカ
デニーロの冷徹だけど娘想いキャラ
ジーナ・カラーノのイケメン過ぎる巡査
などなど主要キャラ設定のバランスが見事で、サブキャラたちもしっかりキャラ立てされ、バスの人質たちとのミニドラマまでしっかり練られている!
しかも、無駄とも思えるキャラ設定とミニドラマが実は全部終盤への伏線となります(;゜∇゜)
大半の方は、いまいち派手さがない並のB級映画だと思いますが…
断言します。
「ここまでしっかり脚本が練られて作られたB級映画は年に何本もない」と(。´Д⊂)
「ザ・トーナメント」に比べれば、派手さも死人もエロも少ないですが、目の肥えたB級好きさんなら間違いなく楽しめる逸品です(*´-`)
あと、主人公の娘役エリザベス・ウィンドリーちゃんがかわいすぎて、きゅん死しかけます(*´-`)
ちなみにスコット・マン監督は、前作で大きく才能を買われ、「七人の侍」のハリウッドリメイクの監督に抜擢されました(’-’*)♪
予算6000万ドル!舞台はタイ!(なぜか)
プロデューサーには黒澤明監督の息子・黒澤久雄氏が名を連ね、企画は進行中!?
頓挫しないで完成すればいいのですが( ;∀;)
※ポシャりそうな予感も(;゜゜)
あと原題は「HEIST」ですが…
監督が「マン」でデ・ニーロ出演ということで…
間違いなく「ヒート」とかけています。