スケキヨ…?やっぱり横溝正史じゃないか!
特捜部Qシリーズ2作目。
未解決事件を再捜査する特捜部Q。
今作は、20年前に解決した双子の兄妹が殺人・レイプされた件について、元警部のその双子の父親から再捜査を頼まれるところから始まる。
主人公のカールがその依頼をなあなあで否した数時間後、元警部の父親は風呂場で手首を切り自殺。
責任を感じたカールはその事件を追うことにする。
前作同様グロくて救いがない。
前作は特捜部Qができるまでを描いていたため事件は短かったが、本作は2時間丸々事件なので十分なボリューム。
暴力&暴力&暴行。人ってのはこんなに残酷になれるのかというくらい非道。
カールと相棒のアサドの掛け合いが軽妙で、濃いコーヒーを好むアサドとそれを苦手とするカールが好き。
前作よりもこっちの方が好みだな。